日本消化器病学会中国支部では男女共同参画社会の実現および、中国地区で消化器病領域における臨床と研究に従事する女性医師のキャリア支援、復帰支援を積極的に行っております。女性医師キャリア支援に関してご要望やご意見がございましたら支部事務局までご連絡をお願いします。
下記に支部女性医師の会の各県の代表者の名前、連絡先を記載していますので、ご相談がある先生はお気軽にご連絡ください。また各県毎に女性医師のためのキャリア支援あるいは復帰支援が可能な施設の一覧を掲載しています。ご参照下さい。
中国支部女性医師の会 各県担当代表者
会長
塩谷 昭子(川崎医科大学消化管内科学 教授)
日本消化器病学会中国支部「女性医師の会」ではこれまでに、支部の会員の先生方にアンケート調査を行い、問題を共有し解決に向けて活動してまいりました。各県のキャリア支援・復帰支援施設について調査を行い、支部事務局のご支援をいただき、ホームページに情報提供を行っています。ご活用いただければ幸いです。私は現在、消化器内視鏡学会の女性内視鏡医キャリア支援委員会の委員長を兼務しております。内視鏡学会の中国支部会員の先生方と情報を共有し、合同で女性医師の職場環境の整備、働き方改革、復職支援などキャリア支援のさらなる活動を展開して参ります。支部会員の皆様のご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。
鳥取県
満田 朱理(鳥取赤十字病院内科 第二内科部長)
1994年鳥取大学卒業後、消化器・腎臓内科学に入局、現在は鳥取赤十字病院にて日々地域医療と向き合い奮闘しています。消化器内科は検査や処置が多く、目まぐるしく進歩する医療の中で技術を習得していくのは大変ですが、早期発見・早期治療により大変感謝される時などやりがいも感じられる科だと思います。女性患者さんではやはり同性の施行医を希望される場合も多く、女性を活かせる業務も少なくありません。是非より多くの若手女性医師の方に消化器医になって頂きたいです。またブランクがある方でもパートで検診の上部内視鏡検査のみなどの働き方もあります。相談がありましたら気楽にご連絡ください。鳥取県で働く際の窓口としてお役に立てれば幸いです。
島根県
沖本 英子(公益財団法人島根県環境保健公社 総合健診センター健診診療科 医長)
公益財団法人島根県環境保健公社 総合健診センター健診診療科の沖本英子と申します。2006年に島根大学医学部を卒業後、初期臨床研修を経て第二内科に入局しました。結婚後3人の子供に恵まれ、家事育児に追われながらも、現在まで消化器内科医として勤務を続けてきました。ここまで働き続けてこられたのは、一緒に頑張ってきてくれた家族、そして母としての役割を理解し協力し助けて下さった周りの方々のおかげだと思います。消化器に携わる女性医師が、忙しい毎日の中でもポジティブな気持ちで仕事を続けていけるよう、また一人一人の可能性を存分に発揮できるよう、この会を通して少しでもお役に立てれば嬉しいです。
山口県
鈴木 千衣子(阿知須共立病院 消化器内科 診療部長)
1995年山口大学医学部卒業です。女性医師の出産や子育てへの風当たりが強い時代をくぐり抜け、無事卒母し現在に至ります。当直や夜間休日のオンコール対応を求められる多忙な診療科ではありますが、個々のワークライフバランスを踏まえたキャリア形成が継続できるお手伝いができればと思います。
広島県
大石 和佳(放射線影響研究所 臨床研究部)
広島大学消化器内科から結婚を機に、2004年に日米共同研究機関である放射線影響研究所に異動し、現在に至ります。介護や自身の長期療養などで仕事の継続困難に何度も直面しましたが、家族や職場、出身の医局の理解や支えがあり、現在は元気に頑張っています。
2021年6月から中国支部「女性医師の会」に参加させていただいています。大学以外で研究職を選ぶ方は多くないと思いますが、自身の経験が女性医師の方々のキャリア支援にお役に立てば幸いです。
岡山県
平岡 佐規子(岡山大学病院 炎症性腸疾患センター)
医師は、大変なことも多いですが、やりがいのある職業と思います。いろいろな事情で仕事を休んだ後に復帰する際は、不安はあるでしょう。でもそれは正常な感覚と思います。医療は常に進んでいますから。なので、初心にかえり、再開してみてはどうでしょう。また、フルタイムでできない時期も、できることをしてみませんか? 女性はもちろん、男性も同じです。やめてしまうのはもったいないです。この会を通して、仕事を長く続けれる方法、またキャリアアップできる方法を見つける手助けが少しでもできればと思います。
オブザーバー
川中 美和(川崎医科大学総合医療センター 総合内科学2 准教授)
1994年川崎医科大学卒業です。日本消化器病学会本部のキャリア支援委員をしております。女性医師や若手医師達の消化器病の臨床・研究・教育分野でのキャリア形成を支援し、その能力を発揮し活躍できるよう多面的な支援活動を行なっております。日本消化器病学会中国支部「女性医師の会」との橋渡しとなり、さらに中国支部の女性医師や若手のキャリア支援の力となりたいと思っております。
オブザーバー
菓 裕貴(鳥取大学医学部附属病院 消化器腎臓内科)
日本消化器病学会本部の若手医師の会の委員をさせていただいております菓裕貴(くるみ ひろき)と申します。学会のハイブリッド開催が主流となり、以前より他県の先生方と直接交流する機会が減少しております。便利になった部分もあるかと思いますが、消化器病学会中国支部を盛り上げていくには若手医師・女性医師の横のつながりも大切だと考えております。日本消化器病学会中国支部の若手医師・女性医師の先生方が活躍できる場を提供できるように精進していく所存です。「女性医師の会」と連携させていただきながら中国支部の活動を盛り上げられるように誠心誠意努めてまいります。
[お問い合わせ]
中国支部事務局 E-mail: jsge-chu@ml.med.tottori-u.ac.jp
また、各県のキャリア支援・復帰支援を行っている施設の状況 (消化器病学会の認定施設かどうか、院内保育があるか、時短保育があるか等) については、下記の各県施設一覧をクリックしてください。
女性医師のためのキャリア支援・復帰支援施設
活動内容報告
■2022年12月10日(土)支部女性医師の会(消化器病学会・内視鏡学会)合同開催
■2022年6月11日(土)支部女性医師の会 開催
2021年11月「女性医師の会」特別企画ビデオハンズオンセミナー 開催
第116回日本消化器病学会中国支部例会にて「女性医師の会」特別企画ビデオハンズオンセミナー開催されました。
「咽頭癌・食道癌の内視鏡診断と治療」について防府消化器病センター 消化器内科の藤原 純子先生、「大腸内視鏡挿入法のコツ」について出雲徳州会病院 内視鏡センターの結城 美佳先生が講演しました。
中国支部会女性医師の会 会則
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